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MEDICAL GUIDE 診療案内

消化器内科

内視鏡検査について

丁寧で無駄のない、より楽な内視鏡検査

最新鋭のLED式内視鏡機器と炭酸ガス送気システムを導入し、各種専門医や指導医の資格を有した医師が検査をおこないます。
経験数も比較的多く(胃カメラおよそ12000件 大腸カメラおよそ7000件)、日進月歩の内視鏡医学の勉強もおろそかにしておりません。

胃内視鏡検査について

経鼻と経口のどちらでも胃内視鏡検査を受けられます。鼻から挿入する経鼻内視鏡検査の場合、のどの反射も少なく検査中に画像をライブで見ることができ、鎮静剤も不要なので検査後の安静も必要ありません。過去には経鼻内視鏡はその細さ故に、解像度が低く‘見逃しの可能性’が問題とされておりました。現在では解像度も格段に向上されたため検診でも広く普及し、私自身も経鼻内視鏡で多くの早期がんを診断しております。

経口内視鏡検査では、喉の反射が強く過去につらい経験をされた方や眠って楽に検査を受けたい方には、鎮静剤を使用いたします。

大腸内視鏡検査について

私自身も大腸内視鏡検査を受けており、決して心地のよい検査でないことを知っております。鎮静剤を使用しなくても検査は受けられますが、眠って楽に検査を受けたい方や過去に痛くてつらい経験をされた方には鎮静剤を使用いたします。検査時間については個人差がありますが、挿入時間(盲腸まで)が5~10分程度、観察時間を10~20分程度かけるようにしています。ガイドラインでは7分以上の観察が勧められており、早さも大切ですが病変を見逃さないことを優先にしております。また、当院の大腸内視鏡検査では二酸化炭素(炭酸ガス)送気を使用しております。炭酸ガスは空気より速く吸収されるため、速やかに腹部の張りがとれて苦痛が軽減されます。

大腸ポリープ切除について

広く普及してきたコールドスネア法による大腸ポリープ切除は、電気メスで切除する方法より再出血のリスクが低いとされており、当院でも切除可能なポリープにはこの方法でポリープ切除をおこないます。

ただし切除が困難な大きなポリープや外科手術が必要と判断された場合、また出血の危険性が高い場合には入院設備のある施設に紹介とさせていただきます。

鎮静剤を使用した場合には

鎮静剤使用後には検査後に30分~1時間程度の安静が必要であり、同日の車の運転はできません。安静にしていただく間、経過観察のためのリカバリ-ルーム2部屋を備えておりますので安心して検査をお受けください。

内視鏡機器類の消毒について

日本消化器内視鏡学会のガイドライン通りに過酢酸を使用した洗浄機を採用し、高水準の洗浄、消毒をおこない感染予防に努めております。